転職を考えている人
今、転職を考えていて、まずは転職に関する本を読んでみようと思ったんだけど、いっぱいあり過ぎてどの転職の本を読んでいいかわからない。
おすすめの転職本が知りたいな。
sky
分かります。書店やamazonで検索すると、たくさんの転職本がでてきて迷いますよね。
本記事を書いている人
私はこれまで
派遣社員(120万)
プログラマー(280万)
システムエンジニア(450万)
外資系ITコンサルタント(1200万)
国際線・国内線パイロット(1400万)
と転職し、転職6回で現在7社目です。
転職サイトと転職エージェントを最大限に活用し、正社員として30歳で年収1200万円まで給料を上げることができました。
私は新卒の就活に失敗して、どん底人生からスタートしましたが、「夢」「人生の目的」「なりたい自分」を強く持ち、その自分の人生の目的を実現するにはどうすればよいかを、目的から逆算してキャリアを積んできました。これまでのキャリアを振り返って、転職を考えたときにどういう戦略をたてていたのか、自分の人生の目的を達成するために、日々の仕事にどのように取り組んでいけばよいか、転職やキャリアを形成していく上でとても参考になった本があります。
この記事では転職活動をする上でぜひ読んでおきたいおすすめの本を5冊ご紹介します。
目次
転職を考えたら読んでおきたいおすすめの書籍:厳選5選
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
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初めてこの本を手にして読んだ時の衝撃はすさまじかったですね。
私が新卒職無しで手探りでキャリア戦略を立てた時のことが、この本にすべてまとめられていました。
私は20代は専門性を高め(ニッチ領域の専門性)、30代で高い専門性を買われてマネージャーなどの経験を積むという戦略を立てました。
この本でも
20代は専門性、30代は経験をとれと書いてありました。 とても印象に残った言葉は
一生食えるかどうかは「上司を見るか、マーケットを見るか」で決まる。
上司を見て仕事をしている人は、会社が潰れれたら生きていけないが、マーケットを見て働いている人はどこでだって生きていけるということです。
著者の北野唯我さんの考え方にとても共感しました。
転職を考えたらぜひ読んでおきたいおすすめの一冊です。
人生の目的論
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私は著者のutsuさんとは同年代で、同時期に外資系コンサルの同じ分野で働いていたので、親しみを感じていました。
人生の目的論という本は、読み物というより、50枚の白紙を用意し、自分で考え、手を動かし、書いていくことで自分の人生の目的を見つけていくことができます。
私自身、子供の頃から夢を持ち、人生の目的がはっきりしていたため、その自己実現の達成のためにキャリア戦略を立て、戦術を考え、アクションプランに落とし込んで、ひたすら実行するという人生を歩んできました。
親の期待に応え、高学歴の大学に入り、一部上場の大企業に就職するという道を歩んでいたら迷子になったかもしれませんが、この本があれば自分自身で人生の目的を定め、自分で考えて行動してくことができます。
この本は就活だけでなく、転職する際にも自分の生き方、人生の目的を考える機会を与えてくれる素晴らしい一冊です。
年収が上がる転職 下がる転職
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タイトルだけを見ると、年収の上げ方のテクニックのように思えますが、中身は小手先のテクニックではなく、働き方と生き方を重ねあわせて、自分の人生で何を叶えたいか?というキャリアに対する考え方がかかれています。
本書は転職ありきではなく、転職も選択肢の一つと捉え、自分の叶えたい生き方をどう実現していくかという部分にとても共感しました。
また転職エージェントの効果的な活用方法など、実践的なことも書かれていて、実際の転職活動で使えるとても役に立つ内容です。
「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
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この本は、人には向き不向きがあるので、稼げるかどうかという基準で仕事を選ぶよりも、自分の「持ち味」を発揮できる仕事を選ぶ方が得策だと書いています。
確かに稼げるからといって自分に向いていない仕事をすることで活躍できるのは難しいですし、続かないですよね。
「自分に向いている仕事で持ち味を発揮できる領域で、市場価値を高めていき、自分のキャラをはっきりさせて自分軸を高めていくこと」という部分にとても共感しました。
会社の上を目指すことの他に、これから成長が見込めるマーケットにスライドして「横の山を登る」、自分に合った場所で、自分の持ち味を発揮することで活躍するという考えは、私も同じです。
自分の持ち味、自分軸を大切にして幸せなキャリアを築いていく考え方が書かれたおすすめの一冊です。
40歳でGAFAの部長に転職した僕が1ヶ月でやりきった戦略的面接対策
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この本は巷にあるような上辺だけの解答例が載った小手先の面接対策本とは違い、本質的な面接対策方法が書かれています。
面接に対する心の準備、経歴の深堀の仕方、面接官の気持ち、面接での話し方など、本書に書かれていることを準備すれば、本番面接では、自信をもってリラックスして何を聞かれても動じない、逆にもっと質問してほしいと思えるくらいになっていることでしょう。
ボリュームはありますがページを稼ぐための冗長な文章はなく、実践的で中身が深く、本番で使えるエッセンスがつまった一冊となっています。
面接対策は正直この1冊だけで十分といえる内容です。
この本の他にも著者の寺澤さんが書かれた40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方という本も、本当の意味でロジカルに考える方法、人に伝える方法、仕事の進め方の本質がつまった素晴らしい良書ですので、おすすめです。
上記でご紹介した「人生の目的論」、「40歳でGAFAの部長に転職した僕が1ヶ月でやりきった戦略的面接対策」、「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方」の3冊についてはKindle Unlimitedの読み放題で無料で読むことができます。
Kindle Unlimitedにまだ入っていない方でも30日間の無料体験がありますので、無料体験に入ることで上記3冊を無料で読むことができます。
まとめ:転職を考えたら読んでおきたいおすすめの書籍
この記事でご紹介した本は、どれも転職する際にとても役に立つ書籍ですが、転職に限らず自分のキャリアを見つめなおす良い機会になりますので、時間のある時にでも一度読んでみてもいいかと思います。