転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】

転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】

転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】

[st-kaiwa1]どうやったら転職で年収アップできるのだろう?転職で失敗しないか不安だな。転職で年収を上げるコツや秘訣が知りたい[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]そんな悩みにお答えします。転職で年収をアップするための方法・ノウハウを書いていきます。[/st-kaiwa2]

 

本記事を書いている人

私はこれまで

派遣社員(120万)
プログラマー(280万)
システムエンジニア(450万)
外資系ITコンサルタント(1200万)
国際線・国内線パイロット(1400万)

と転職し、転職6回で現在7社目です。

転職サイトと転職エージェントを最大限に活用し、正社員として30歳で年収1200万円まで給料を上げることができました。

 

その経験から少しでも転職に際してお役に立てる情報をご紹介していきます。
 

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目次

転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】

転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】

転職6回で分かった給料が上がる3つの方法【年収アップのコツ】


 

年収を上げる【3+1】つの方法

 

結論

 

転職で年収を上げる方法は大きく3つプラス1つあります。

職種を固定し、より収入の高い業界に転職する

業界を固定し、より収入の高い職種にステップアップする

高度な専門性が求められる高収入な職種に転職する

 

上記のように3つの方法で平均年収の高い業界または職種を移します。(3つの方法)
 

業界・職種を移した上で、その中で給与テーブルの高い会社をいくつか探し出します(プラス1つの方法)
 

そして、その会社の給与テーブルにおいて、経験・役職(平・課長・部長など)が加味され年収が決まります。

 

職種も業界も同時に変えてしまったら未経験という扱いになり、上記③のケースを除いては大幅な年収ダウンになる可能性があります。

 
まず年収を上げる3つの方法(上記①、②、③)について詳しく解説していきます。
 

その後、プラス1つ(給与テーブルの高い会社を選び出す方法)を解説していきます。
 

①職種を固定し、より収入の高い業界に転職する

まず、①については、「営業・販売・調達・経理・人事・総務・経営企画」など、一般的に多くの業界に存在するような職種で、職種を固定して、より収入の高い業界に転職していく方法です。

 

下記は例として業界別の男性の年齢別の平均月給のデータを示しています。

 

業種別給与

出典:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査

 

例えば、上記の「35~39歳」の「宿泊業,飲食サービス業」の平均月給が約28万円に対し、「金融・保険業」は約48万円月給で約20万円の差年収にして約240万円の差)があります。

 

つまり、同じ職種でも業界を変えて転職する年収が大幅にアップすることが分かります。

 

このように、給与水準がより高い業界に移ることで年収をアップさせることができます。

 

②業界を固定し、より収入の高い職種にステップアップする

次に私も実践してきたケースですが、業界を固定して、より給与水準の高い職種に転職する方法です。

 

これはIT業界や建設業界のように、下流の仕事から上流の仕事に行くに従って給与水準が高くなる業界構造においては分かりやすいかと思います。

 

ピラミッド構造

IT業界のピラミッド構造

具体的には、私が最初の派遣社員のときにやっていたデータ入力のような単純作業よりも、IT戦略立案や業務改革を行うITコンサルタントの方が給与水準が高いです。

 

下流の作業的な仕事から上流の頭を使って考える仕事に行くほど給与水準が上がっていきます。

 

[st-kaiwa1]僕のようなプログラマーが、いきなりITコンサルタントに転職できるの??[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]プログラマーがいきなりITコンサルタントになることはかなり難しいと思われます。[/st-kaiwa2]

しかしながら私がステップを踏むことでプログラマーから外資系コンサルティングファームへの転職を実現してきましたので不可能ではありません

 

では、具体的にどのようにしたら上流の職種にステップアップしていけるのかを簡単に書いていきます。
 

  1. 次の次の転職先の希望の会社の募集要項を見る
  2. 次の次の会社に採用されるために必要なスキルと経験を把握する
  3. 次の次の転職先の募集要項(経験)を満たすための次の転職先の募集要項を見る
  4. 次の次の転職先の募集要項を満たすため、次の会社でスキルを身に着け、経験を積み、実績を出す

それぞれ解説していきます。
 

1. 次の次の転職先の希望の会社の募集要項を見る

まず初めに次の転職先ではなく、次の次の転職先の希望の会社の募集要項を見ます。
 

例えば、現在の職種がプログラマーでしたら、システムエンジニアではなく、外資系コンサルティングファームの募集要項を見ます。
 

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募集要項例

・コンサルティングファームまたはSIerなどで要件定義からテストフェーズ・システム稼働までの一連の経験(2年以上)

・英語力(TOEIC 650点以上)

・会計、調達、生産、販売のいずれかの業務知識

・ERP導入経験者歓迎(SAP or Oracle EBS)

・チームリーダー経験者歓迎

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これは、その企業が求める市場価値のある採用したい人材の目安になります。
 

1.上記の応募要件で、スキルと経験を分解する

スキルとは独学・スクールなどで、自分で習得することができるもの

経験とは、実際に業務をとおして経験すること

上記の募集要項の例では

スキル

・英語力(TOEIC 650点以上)

・会計、調達、生産、販売のいずれかの業務知識

経験

・コンサルティングファームまたはSIerなどで要件定義からテストフェーズ・システム稼働までの一連の経験(2年以上)

・ERP導入経験者歓迎(SAP or Oracle EBS)

・チームリーダー経験者歓迎

 

スキルは自分で習得できますが、経験は業務をとおして経験を積む必要があります。

特に「歓迎」がついた経験、上記の例であればERP導入経験とチームリーダー経験を持った人をすごく欲しいということなので、「歓迎」のある経験を積むことで転職においてとても有利になります。
 

2. 次の次の転職先の応募要件(経験)を満たすための次の転職先の募集要項を見る

ステップアップのための次の転職先として、
 

[st-mybox title="" fontawesome="" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#f3f3f3" borderwidth="0" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]

・スキルを身に付けるための研修教育環境が整っていること

・若手にもチームリーダーなど積極的にチャレンジさせてくれる環境であること

[/st-mybox]

 

またスキルアップのために自分で勉強する時間が確保できるよう残業の少ないワークライフバランスが整っている会社ですとさらに良いです。
 

今回の例で、次の会社で求めるのは次の項目です。

要件定義からテストフェーズ・システム稼働までの一連の経験を積めるところ

ERP導入(SAP or Oracle EBS)プロジェクトがあり、ERPのスキルを身に付けるための研修環境が整っていること

若手にチームリーダーを任せてくれること

次の転職先では目先の年収よりも自己投資を優先し、スキルアップと経験を積むことができる環境を優先します。
 

3. 「次の次の募集要項」を満たすため、次の会社でスキルを身に着け、経験を積み、実績を出す

日々勉強し、スキルを身に着け、そのスキルを実務で活用し、成果にコミットし、実績を出すことです。
 

そのスキルと経験が、次の次の転職先(この例の場合はコンサルティングファーム)の募集要項を満たしているかどうか、満たしていない場合は何が足りないかを把握します。
 

私は、年に1度など定期的に転職エージェントと面談し、今の自分の市場価値と企業が求める募集要項との差を把握していました。
 

私は2つ先のキャリアを見据えて、スキルアップとキャリア形成を考えながら日々の仕事に取り組んできました。
 

以上を意識して行動することで、最短で理想とするキャリアを達成することができます。
 

③高度な専門性が求められる高収入な職種に転職する

続いて最後の③に関してですが、こちらは医師や弁護士やパイロットなど高度な専門知識や技術を必要とする職種が給与水準が高い結果になっています。
 

難関の国家資格を必要とする職種も含まれます。

 

下記に2018年の【職種別の平均年収ランキング】を示します。

職種別平均年収

出典:「厚生労働省 2018年 職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」のデータにおいて、月給×12プラス賞与で年収を算出

 

上記の1位は航空機操縦士(パイロット)、2位は医師、3位は大学教授でいずれも平均年収が1000万円以上です。上位の職種は専門的な知識と技術と国家資格が必要なものばかりです。

 

難関の資格取得に何年もかかったり、学費が高額であったりするケースもありますがその分とても高収入です。

 

 

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以下、私の体験談

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私はITコンサルタントからパイロットに職種を変えましたが、私のケースですと、パイロットのライセンスを取得する学費が約2000万円訓練期間が約2年

 

ただし国家試験に合格しライセンスを取得できる人は一部ですし、全てのライセンスを取得しても、会社の採用試験では、ライセンスを持っている応募者の中から上位数人が採用されます。

 

その高い倍率をくぐり抜けて入社した後も厳しい訓練とジェット機の国家試験があり、私の同期の半分のみがパイロットとしてデビューできました。

 

パイロットの国家資格を持つ応募者が某航空会社に採用試験を受験→上位4人採用→4人中2人がパイロットとしてデビュー

 

私の場合は航空業界の採用が非常に厳しい時代に受けたので、私が受けたその会社への採用試験受験者のうち、実際にパイロットとしてデビューできたのはわずか2人でした。

 

ですので、もし職種と業界を変えて、難関の専門的な職種に転職を考えている場合は、もし夢への挑戦が仮にダメだったとしても、食いっぱぐれがないくらいに現職でスキルと経験と実績を積んでおくと、安心して夢への挑戦に全力を注ぐことができます。

 

自分が本当にやりたい職種・やりたい仕事に就いて働いていると、仕事の満足度はとても高くなり、給料が上がること以上に幸福度はとても高くなりました。

 

収入の高い業界・職種の中で給与テーブルの高い会社に転職する

収入の高い業界・職種の中で給与テーブルの高い会社に転職する

収入の高い業界・職種の中で給与テーブルの高い会社に転職する

結論

①職種を固定し、より収入の高い業界に転職する

②業界を固定し、より収入の高い職種にステップアップする

③高度な専門性が求められる高収入な職種に転職する

 
上記①、②、③で収入の高い業界・職種の中でも、より高い給与テーブルの会社に転職する。

 

詳しく解説していきます。

 

高い年収が期待できるのは

今後も伸びる業界 × 人手が足りない職種

というところです。
 

需要と供給のバランスで、明らかに需要が大きいところ、
つまり業界が伸びていて人手が欲しいのに、そのスキルをもった人材が足りない「業界×職種」に移ることで年収アップが期待できます。
 

IT業界で例えると

IT業界 × AIや*DXの深い知識とスキルを用いてビジネスの変革や新しいサービス・価値を提供できる人材

などがあげられます。
 

*DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、ざっくりいうと、デジタル技術を使って製品やサービス、業務そのものを変革すること。

 

これまで平均年収の高い業界・平均年収の高い職種に移ることで年収があがると述べてきましたが、あくまで「平均年収」です。

年収は

業界 × 職種 × ポジション(役職)× 会社

できまります。
 

ピンポイントで給与テーブルの高い会社に入れば大幅な年収アップを狙えます。

同じ業界×同じ職種×同じポジションでも、会社によって年収が大幅に違うことに気づきました。
 

例えば

航空業界×パイロット×副操縦士

のケースでは

  • A社:年収500万円
  • B社:年収800万円
  • C社:年収1400万円

同じスキルや経験で同じ仕事をしていても、会社が違うだけで約3倍もの年収の開きがあります。
 

違いは給与テーブルが異なるだけです。

 

新卒でC社に入れた人は、20代前半でいきなり年収1000万円以上を稼いでいます。
 

一般的に会社の給与テーブルは、

職種×役職×経験

で構成されています。
 

例えばコンサルティングファームのD社では

コンサルタント職 × マネージャー × 1年目 1200万円

という給与テーブルがあります。
 

応募者の「コンサルタント職×マネージャーの経験と能力」がそのD社の求める要件を満たせることを面接で証明し、採用試験に合格できれば年収1200万円のマネージャーポジションで入社できることになります。

 

高い給与テーブルの企業は、外資系企業やベンチャー企業に多く、ベンチャー企業では本当に欲しい人材であれば、給与テーブルを超えた年収で採用されることもあります。
 

[st-kaiwa2 r]ぶっちゃけ高い給料を払える会社に入社できれば年収は確実に上がります。[/st-kaiwa2]

 
ただ採用難易度も上がるので、募集要項の要件を満たすための情報収集と、戦略的にスキルと経験と実績を積むためのキャリアプランを作り、行動することが大切です。

 

年収の高い企業の募集要項 = 今の自分の経験・スキル(市場価値) + 足りないスキル + 足りない経験

今の自分の経験とスキルでも、業界または職種を年収の高いところに移すだけで、年収は簡単にあがります。
 

それには今の自分の市場価値を知ることが大事です。
 

より年収の高い会社に入るには、今の自分の経験とスキルを知り、足りないスキルと経験を把握して、足りないところ補っていくだけでいいのです。

 

今の自分の市場価値を知り、業界・職種・企業の給与テーブルを知るには転職エージェントを活用することで効率的に情報を得ることができます。
 

私はこれまで6回転職を経験して派遣社員(年収120万円)からパイロット(年収1400万円)にあげることができましたが、自分の市場価値、求人情報、給与情報、身につけるべきスキルなどを転職エージェントの無料のキャリアアドバイスを活用してきたからこそ年収アップすることができました。
 

行動しなかったら、今でも派遣社員のままだったかもしれません。
 

転職して年収が上がれば、生活に余裕ができ、家族との余暇や趣味を楽しむことができ、人生の選択の幅を広げることができます。

行動することであなたも人生を豊かにすることができます。
 

まずは情報収集することが大切です。
 

私がこれまで活用してきたおすすめの転職エージェントをご紹介しますので、登録からキャリアアドバイス~内定まですべて無料なので自分の市場価値と年収の高い業界や企業の年収情報を得られるだけでも利用価値はとても高いです。
 

無料ですべて利用できます。
簡単3分で登録できます。

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この記事が、あなたの年収アップに少しでも貢献できたら幸いです。

 

まとめ:年収を上げる3つの方法

①職種を固定し、より収入の高い業界に転職する

②業界を固定し、より収入の高い職種にステップアップする

③高度な専門性が求められる高収入な職種に転職する

 

上記①、②、③の年収の高い業界・職種の中でも、給与テーブルの高い企業にピンポイントで応募し、転職を成功させる。

 
私が実際に年収120万円から1400万円へ転職を成功させたときの年収交渉を含めた転職エージェントの効果的な活用法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
 

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